静岡県静岡市にお住まいの会社員の方が、多額の債務から個人破産を申し立てた事案です。
破産手続きにおいて選任された破産管財人は、換価対象となる自宅不動産の処分方法について検討を進めていました。その際、住宅ローンの保証会社担当者から「任意売却や破産管財案件の実務に強いプロフェッショナルがいる」と任意売却エージェント.comの名前が挙がり、管財人から弊社へ直接ご相談・依頼をいただく形となりました。
物件内部には大量の家財道具や生活用品(残置物)がそのまま残されていました。
管財人側からは「手続きの簡便化や費用抑制のため、残置物も含めた現状のまま販売できないか」との打診を受けました。しかし、荷物が溢れた状態では内覧時の印象が極めて悪く、適正な住宅ローン利用を希望する一般の個人買主を見つけることは実質的に不可能です。安値で買い叩く再販業者しか手を挙げない状況に陥る懸念がありました。
「高値売却を実現するためには、まず室内を完全に空にする必要がある」と管財人へ進言。管財人が懸念する処分費用についても、弊社が一時的に立て替えて作業を主導するスキームを提案しました。
単に廃棄処分業者へ丸投げするのではなく、価値の残る家具・家電・日用品を丁寧に選別。ジモティーやメルカリを活用して売却を進め、約10万円の換価金を計上しました。
これにより、本来30万円かかるはずだった残置物撤去費用を実質20万円まで大幅に圧縮。換価報告書を詳細に作成して管財人へ提示し、破産財団(裁判所承認)から正規の財団費用として支払ってもらう手続きを無事に完了させました。
荷物を搬出した後、弊社の業務課スタッフが現地へ赴き、水回りや床面などの簡易清掃を徹底的に実施しました。
見栄えを大幅に改善させたことで、一般のファミリー層や居住目的の買主が内覧時に好印象を持てるクリーンな住環境へと再生させました。
当初、ある買取業者から提示されていた価格に対し、一部の債権者は承諾寸前の段階でした。しかし、管財人は「室内を整えればもっと高く売れるはず」と判断しており、保証会社側も「任意売却の専門家に任せて極力高く回収したい」という意向を持っていました。
室内清掃後のベストな状態で広く一般市場へ販売活動を展開した結果、当初の買取打診価格を大幅に上回る好条件で一般の買主を見つけることに成功しました。
保証会社・破産管財人の双方が納得する高額水準での売却契約および代金決済が完了しました。
売却代金から住宅ローンの大幅な回収が図られ、破産財団への配当原資も確保。関係各所にとって最善の形で不動産の換価手続きを終えることができました。
ご相談者様ご自身も、個人破産手続きが無事に結了し、重い債務負担から解放されて生活再建のスタートを切ることができました。
破産管財事件における不動産売却では、「残置物の撤去費用をどう捻出するか」「現状有姿のまま安く買い叩かれないか」という点が常に課題となります。
任意売却エージェント.comでは、単に買い手を探すだけでなく、残置物の選別・換価作業や費用の立替、自社スタッフによる室内清掃まで踏み込んだ実務サポートを提供しています。
金融機関や保証会社、弁護士・管財人との連携を重視し、関係者全員が納得できる最大価値での売却を実現します。破産管財物件の処分や特殊な売却調整でお悩みの際は、ぜひ弊社までお任せください。