ご相談者様は、茂原市にお住まいの山藤様(仮名)。
住宅ローンの返済が立ち行かなくなり、すでに法テラスへ自己破産の相談をされているという深刻な状況でした。
法テラスの弁護士からは、破産手続きと並行して不動産の任意売却を進めることを勧められていました。通常であれば債権者によって競売が申し立てられる段階でしたが、対象物件が新茂原駅からほど近いマンションという好立地であったため、債権者側は「任意売却で高値で売れる可能性」を考慮し、競売を留保していました。
法テラスを窓口とした生活再建が進む中、当センターが山藤様の任意売却を担当することになりました。
実は、当センターを紹介してくださったのは、任意売却エージェント.comと過去に数回の取引実績があるサービサー(債権回収会社)でした。このサービサーは、3本目の債権者でもありました。
複雑な多重債務状況の整理
債権者は合計4社。山藤様は生活再建の最優先課題として全額完済と破産費用の捻出を強く希望されていました。競売開始決定こそ出ていないものの、時間的な猶予はありませんでした。
空き家物件の早期価値向上と集客
空き家物件の魅力を引き出す買主向け提案
売主である山藤様には当然ながらリフォーム費用を捻出する資金はありません。すでに空き家となっていたものの、室内の経年劣化が目立ち、そのままでは内見時の印象が弱く購入判断を躊躇される恐れがありました。
1.自社Webサイトへの掲載と反響獲得
新茂原駅近くという立地の良さを前面に出し、自社Webサイト「任意売却エージェント.com」へ物件情報を掲載。掲載後すぐに反響を獲得し、合計3組の内見案内を実施しました。
2.買主に対するリフォーム・リノベーション提案
内見に来られた検討者に対し、任意売却エージェント.comから「どのようにリフォームすれば快適に住めるか」「費用はどの程度抑えられるか」といった具体的なリフォームプランと見積もりを合わせて提示。買主様側が購入後の仕上がりや総予算を明確にイメージできたことが、購入の強い決め手となりました。
3.スピード成約と円満解決
都内等と比べて物件価格が手頃な価格帯であったこともあり、3組目の案内で速やかに買付を受理。取引実績のあるサービサーを中心に債権者4社との配分調整もスムーズにまとまり、極めて迅速に売買決済が完了しました。
売主にリフォーム費用がない任意売却であっても、買主側に対してプロの視点から具体的なリフォーム提案を行うことで、空き家物件の成約率は劇的に上がります。サービサーとの強固な信頼関係と、購入検討者の背中を押す提案力がスピード成約を実現した事例です。