不況の影響で収入が激減し、住宅ローンの支払いが困難になった篠沢様。「大手なら安心だろう」と誰もが知る不動産仲介会社へ相談されました。提示された査定額は、偶然にもローン残高と同じ「1,600万円」。
「これなら借金が残らない」と安心して任せましたが、売り出しから6ヶ月間、内覧希望者はなんと「ゼロ」。競売の期限が刻一刻と迫る中、不審に思った篠沢様が当センターのセカンドオピニオンを受けられたことで、衝撃の事実が判明しました。
1. 「競売だけは避けたい。残された時間で確実に売りたい」
大手業者が提示した1,600万円は、相場より約23%も高く、買い手がつくはずのない価格でした。さらに、業者が保証会社と適切な価格交渉を一切行っていなかったことも発覚。競売を回避するため、実力のある専門家による「保証会社を納得させる交渉」を求めていらっしゃいました。
2. 「諦めかけていた引越代を、少しでも捻出したい」
売却価格が当初の予定(1,600万円)より下がるため、篠沢様は「引越代の確保はもう無理だろう」と半ば諦めていました。しかし、新生活への不安から、一縷の望みを託されていました。
・「高値放置」を是正し、保証会社と再交渉
当センターが引き継いだ後、すぐに詳細な市場データを用いて保証会社と交渉。「1,600万円では永遠に売れず、競売になれば回収額はさらに下がる」という事実を突きつけ、適正価格(1,300万円台)での売り出し承諾を迅速に取り付けました。
・大手出身の知見を活かした「小回りの利く」実務
担当相談員は元大手仲介会社の社員。大手特有の「書類の多さによる交渉の遅れ」や「専門外ゆえの消極的な姿勢」を熟知しているからこそ、それを補うスピード感と、保証会社の担当者が納得するロジックで交渉を展開しました。
・水面下での交渉による「引越代」の確保
篠沢様には期待させすぎないよう「確約はできない」と誠実にお伝えしつつ、裏側では粘り強く交渉。最終的に、売却代金の中から引越費用を捻出させることに成功し、篠沢様の再出発を強力にバックアップしました。
「『大手だから安心』というのは都市伝説でした。相場より高い価格で放置され、危うく競売にされるところでした。『任意売却エージェント』さんに切り替えた途端、保証会社との話がどんどん進み、あんなに来なかった見学者がすぐに現れた時は驚きました。
諦めていた引越代まで確保していただき、私たちの立場に立って戦ってくれたことに感謝しかありません。最初から専門の業者さんに相談すべきだったと痛感しています。」
今回のケースは、任意売却を得意としない仲介業者が「残債に合わせた査定」を出してしまった典型的な失敗例です。お客様に喜ばれる「高い査定額」は、任意売却においては競売を招くリスクでしかありません。
私は大手不動産仲介にいたからこそ、彼らが「交渉」よりも「事務処理」を優先してしまう構造をよく知っています。任意売却は事務ではなく『交渉』です。他社で「売れない」とお悩みの方は、ぜひ一度私たちのセカンドオピニオンを受けてみてください。