神奈川県平塚市にお住まいの坂木田様(仮名)は、収入減に伴い住宅ローンの返済が厳しくなり、手元のカードローンから現金を借りて住宅ローンの返済へ充てるという自転車操業に陥っていました。
ご相談時、坂木田様が強く訴えられたのは「自己破産だけは絶対に嫌だ」という点でした。
過去にネット上で問題となった「破産者マップ」のようなサイトに氏名や住所が掲載されることを極度に恐れておられました。
また、複数のカードローンを長年使い回していたため、借入総額や毎月の返済額の全体像を正確に把握できていないパニック状態でした。
・債権一覧表の記入と状況の紐解き
まずは坂木田様に債権一覧表を記入していただき、住宅ローンの正確な残高と、各カードローンの借入先・残高・取引履歴を一つひとつ洗い出しました。
20年近い任意売却の実務経験から、こうした極限状態こそ感情論ではなく、数字と契約関係を冷静に整理することが解決への唯一の近道だと熟知しています。
・プロの視点による「過払い金」の発見と相殺
債権者とのやり取りを進める中で、古いカードローンの取引期間が非常に長いことに着目しました。
当事者であるご本人は日々の返済に追われ「借金がある」という認識しかありませんでしたが、プロが取引履歴を精査したことで、相談者自身も全く気付いていなかった過払い金の存在を掘り起こすことに成功。
引き直し計算を実施して過払い金を回収・相殺に充て、全体の債務総額を劇的に圧縮しました。
・物件価格の精査と債権者交渉
対象物件の適正な市場価格を査定し、住宅ローンの債権者(金融機関・保証会社)と速やかに任意売却の合意形成を進めました。
任意売却が無事に成約し、住宅ローンの大半を物件売却代金で清算。
残った債務についても、過払い金の相殺効果と無理のない返済交渉により、現在は「月々5,000円」の分割返済で合意することができました。
恐れていた「自己破産」や「破産者マップへの掲載」を完全に回避し、毎月の過酷な返済地獄から脱出して、平穏な日常を取り戻されています。
住宅ローンの支払いが厳しくなった際、絶対にやってはいけないのが「カードローンで住宅ローンを支払うこと」です。
住宅ローンの低金利に対し、カードローンの金利は年15%〜18%前後と非常に高金利です。
低金利の支払いのために高金利の借金を重ねれば、あっという間に傷口が広がり破綻します。
また、借金に追われている当事者は視野が狭まり、ご自身の有利になる権利や過払い金の存在に気付けないケースが多々あります。
20年の実績を持つプロが介在することで、相談者様自身が見落としている糸口を冷静に発見し、最善の解決策(適正な任意売却や債務の相殺など)を導き出すことができます。傷口を広げる前に、まずはご相談ください。