神奈川県横須賀市のマンションを所有されていた岡山様は、管理費と修繕積立金を大幅に滞納し、さらに市税(固定資産税等)の未納により市役所から不動産を差し押さえられてしまいました。
この差押えの事実を把握した銀行から、「一括弁済するか、指定期日までに滞納している税金を全額支払うこと」を求められます。
突然の通告にどう対処すべきか途方に暮れていたところ、ウェブサイトで任意売却エージェント.comを見つけ、ご相談をいただきました。
住宅ローン自体の支払いは滞納していなかったものの、税金の差押えがついたことで銀行側から期限の利益喪失(一括弁済請求)を迫られる極めて逼迫した状況でした。
岡山様ご自身も非常に焦っており、滞納している管理費・修繕積立金と固定資産税の総額が不明確な状態でした。
物件の売却想定額で住宅ローンと各種滞納分を一括弁済できるかどうか、計算上は非常にギリギリのラインとなっていました。
岡山様の不安を解消するため、まずは管理会社から管理費・修繕積立金の正確な滞納内訳を取得。さらに相談員が横須賀市役所へ同行し、差押え解除に必要な要件と正確な滞納税額を確認しました。
銀行へ媒介契約書を速やかに提出し、住宅ローンに滞納がない状況を説明。売却価格によっては任意売却の扱いになる可能性を提示し、売却代金の配分表をもとに進めることで銀行担当者と事前合意を取り付けました。
2,500万円での売却により住宅ローンの大半および諸費用を精算できましたが、固定資産税の滞納分を全額清算するには資金がわずかに不足する結果となりました。
そこで、不足した債務について銀行と粘り強く再交渉を行い、無理のない「3年間の分割返済計画」への同意を取り付けました。
岡山様はその返済計画通りに3年間しっかりと支払いを続け、無事にすべての残債務を完済することができました。
税金の差押えや管理費の滞納は、住宅ローンを遅れずに支払っていても金融機関から一括弁済を求められる重大な契機となります。
焦って場当たり的な対応をするのではなく、役所や管理会社から正確な数字を洗い出し、金融機関と現実的な配分・分割返済の合意を結ぶことが、完全な解決への唯一の道筋となります。