【実録】相続放棄の失敗から借金2000万…パート主婦が「再建築不可」の家を任意売却して再起するまで

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2026年05月05日

【実録】相続放棄の失敗から借金2000万…パート主婦が「再建築不可」の家を任意売却して再起するまで

「役所に死亡届を出せば、すべての手続きは終わるものだと思っていました」

そう語るのは、神奈川県川崎市にお住まいの原田さん(仮名・47歳)。昨年、唯一の肉親であったお父様を亡くされました。しかし、悲しみに暮れる間もなく届いたのは、金融機関からの「督促状」。

相続の知識がなかったばかりに、パート収入では到底払えない多額のローンを背負うことになった原田さんが、いかにして地獄のような毎日から脱出したのか。その一部始終をご紹介します。

1. 突然届いた督促状。相続放棄ができない「落とし穴」

お父様が亡くなり、一人残された原田さん。ある日突然、父宛ての督促状が届きます。金融機関に問い合わせると「相続手続きがされておらず、このままでは家を競売にかける」という非情な通告でした。

慌てて書類を提出した原田さんを待っていたのは、「相続放棄が認められない」という現実でした。同居していた実態や手続きの遅れから、法律上の「単純承認(すべての権利・義務を引き継ぐこと)」とみなされ、約2,000万円のローンを一人で背負うことになってしまったのです。

2. 「住み続けられない家」と判明。追い打ちをかける「再建築不可」

「家があるから、住む場所には困らない」と考えていた原田さんに、さらなる衝撃が走ります。 任意売却エージェントの調査.comにより、その家は現在の法律では建て替えができない「再建築不可物件」であることが判明したのです。
 
現在の建築基準法に適合しない土地
シロアリ被害や雨漏りも発覚
ネット上では「売れない」とされる悪条件

 
パート勤めの原田さんにとって、資産価値が低いのに借金だけが残る家は、まさに「負動産」となってしまいました。

3. 任意売却エージェント.comが提供した「トータルサポート」

途方に暮れる原田さんに対し、専門のエージェントは単なる不動産売買を超えたサポートを行いました。

複雑な相続手続きの伴走
:司法書士を介さずとも進められるよう、書類の精査を徹底サポート。
再建築不可物件の出口戦略:経験と勘を活かし、競売を避けたい金融機関と粘り強く交渉。
生活再建の支援:身寄りがなく収入に不安がある原田さんのために、県営住宅への入居をサポート。引越し業者の手配まで一貫して行いました。

4. 解決の決め手は「セカンドオピニオン」による残債放棄

一番の劇的な変化は、エージェントが紹介した弁護士による交渉でした。 「セカンドオピニオン制度」を通じて介入した弁護士が、金融機関に対して原田さんの経済状況を的確に説明。その結果、「任意売却後の残債務の放棄(免除)」を勝ち取ることができたのです。

【担当相談員より】「相続×不動産」の落とし穴に注意

今回のケースでは、行政や金融機関の形式的な対応に翻弄された原田さんの苦悩が深く刻まれていました。 特に「再建築不可」の物件は、一般の不動産業者では敬遠されがちですが、任意売却の専門家であれば、金融機関との交渉次第で解決の道は開けます。

原田さんの感想

「何もわからない私にとって、毎日は地獄でした。でも、相談員の方が寄り添ってくれたおかげで、今は県営住宅で落ち着いた生活を取り戻せました。弁護士の先生が交渉してくださり、借金に怯えなくて済むようになったことが何よりの救いです。」

今回の事例まとめ

家族構成:一人暮らし(47歳・パート)
エリア:神奈川県川崎市・戸建
住宅ローン残高:約2,000万円
査定価格:1,200万円(再建築不可・瑕疵あり)
解決のポイント:任意売却による競売回避、弁護士交渉による残債免除