【罠を見抜く】不動産コンサルとブローカーの正体と被害対策

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2020年02月05日

【罠を見抜く】不動産コンサルとブローカーの正体と被害対策

1. そもそも「宅建士」と「不動産会社」の違いとは?

皆様がよく口にする「宅建(たっけん)」とは、正確には国家資格である「宅地建物取引士(宅建士)」のことです。

宅建士は、不動産取引法務の専門家であり、契約前の「重要事項説明書(35条書面)」や「契約書(37条書面)」に記名・押印し、購入者や借主様に法律的な内容を分かりやすく説明する役割を担っています。

ここで勘違いしてはならない重要なポイントがあります。それは、「宅建士の資格を持っているだけでは、不動産の売買や仲介のビジネス(取引)はできない」ということです。弁護士や税理士のように、個人ライセンスだけで独立して業務を行えるわけではありません。不動産契約の媒介(仲介)を行うことができるのは、国や都道府県から「宅地建物取引業(宅建業)」の免許を与えられた不動産会社(宅建業者)だけなのです。

2. 「不動産コンサルタント」の驚くべき実態

では、巷にあふれる「不動産コンサルタント」とは一体どのような人たちなのでしょうか。結論から申し上げますと、その実態は「よくわからない存在」です。もっともらしい能書きや理屈を並べますが、その要件をまとめると驚きの事実が浮かび上がります。

  • 資格: 不要

  • 業務内容: 不明

  • 免許権者: なし(誰の公的許可もいらない)

  • 報酬規定: なし(価格はすべて言い値)

つまり、不動産コンサルタントは「今日から自分が名乗れば、誰でもなれる職業」なのです。彼らに相談するメリットとデメリットを冷静に比較してみましょう。


デメリット】

  • 国家資格ではないため、不適切なアドバイスをされても公的な処分対象にならない。

  • 宅建業の免許を持たないため、そのコンサル会社単体では不動産の売買や賃貸の仲介ができない。

  • 最終的に不動産会社を挟むことになるため、余分な「コンサルタント料」を二重で支払わされる可能性が極めて高い。

  • かつて横行したシェアハウス投資詐欺などの不動産投資被害は、大抵このコンサルタントの勧誘から始まっている。

【メリット】

  • 免許という公的な縛りがない分、しがらみのないセカンドオピニオン(安心感)を得られる。

  • 不動産会社へ行くのが不安なとき、付き添い人として一緒に来てもらえる。

  • 免許のある業者は「法律の壁」を絶対に越えないが、無免許の人は簡単にその壁を越えて(無視して)しまう可能性がある(※これは裏を返せば大きなリスクです)。

 

3. 無免許コンサルタントの被害に遭わないための「2つの防衛策」

こうした怪しい無免許コンサルタントの手口には共通点があります。被害を未然に防ぐための鉄則を2つご紹介します。

① 「契約は別の不動産会社でやります」と言われたら即座に逃げること

「親身に相談に乗ります」と言いつつ、いざ契約の手前になって「実際の契約手続きは、提携している〇〇不動産で行います」などと言い出すコンサルタントは危険度MAXです。

そのコンサルタント個人がどれだけ立派な企業の代表で、宅建士の資格を持っていたとしても、自社で宅建業免許を持っていない以上、それは完全な「無免許営業」です。彼らは無免許状態をごまかすために、契約時だけ他社の従業員のフリ(なりすまし)をしたり、関係のない会社に案件を持ち込んだりしています。このような、出所の怪しい持ち込み契約を平気で受け付ける不動産会社自体も、コンプライアンス違反の極めて危険な会社と言えます。

② 国土交通省の検索サイトで「バックグラウンド」を確認する

相手を信用する前に、まずは国土交通省の「宅地建物取引業者検索システム」で、社名を入力して実態を調べてみてください。正式な免許の有無はもちろん、免許の更新回数、全日本不動産協会などの加盟団体、さらには過去の「行政処分履歴」まで、すべてのデータがガラス張りで公開されています。

【ちなみに、当社のデータは……】 この国土交通省の検索サイトで、私たち「RER Agency株式会社」を検索していただくと、全日本不動産協会に加盟し、不動産業を始めて今年で8年目(※2020年当時)であることなどが一目で確認できます。資本金は200万円(そろそろ増やそうかな?と考えています笑)ですが、もちろん過去の行政処分履歴などは一切ございませんのでご安心ください。

4. 結論:コンサルタントと「ブローカー」は同じ穴のムジナ

かつて世間を大きく騒がせた、シェアハウス投資「スマートデイズ(かぼちゃの馬車)」の破綻事件を思い出してください。あの被害の裏で暗躍していたのは、まさに不動産業界のライセンスを持たない不動産コンサルタントたちでした。彼らは宅建業の免許を持つ悪徳な不動産会社と裏で結託し、預金通帳などの書類を容赦なく改ざんして莫大な利益を上げていたのです。無免許コンサルタントの最も恐ろしいところは、「事件が発覚して問題が大きくなったら、会社を畳んで真っ先に逃げてしまえばいい」という無責任なスタンスにあります。失う免許(ライセンス)が最初からないからです。

一方、業界には「ブローカー(不動産会社に属さず、個人で不動産取引の橋渡しをして手数料を得ようとする人)」と呼ばれる人たちもいます。

表舞台にはあまり出てきませんが、宅建業の免許を持たずに一般の個人から土地や建物の売却相談を受けるのが「不動産コンサルタント」であり、その情報を裏で不動産会社に持ち込んでサヤを抜こうとするのが「ブローカー」です。アプローチの仕方が違うだけで、「免許を持たずに不動産取引に介入し、利益を得ようとする輩」という意味では、両者は実質的に全く一緒(同じ穴のムジナ)であると考えて間違いありません。

まとめ

任意売却という、人生の再生を懸けたデリケートな手続きにおいて、最も関わってはいけないのがこうした「無免許コンサルタント」や「ブローカー」です。彼らの言葉巧みな甘い誘いに乗ってしまうと、残債を減らすどころか、不要なコンサル料を騙し取られたり、最悪の場合は犯罪の片棒を担がされたりして、人生が本当に破滅してしまいます。

私たち「任意売却エージェント.com(運営:RER Agency株式会社)」は、国から正式な宅地建物取引業の免許を与えられた正規の不動産会社であり、すべての実務を法律と倫理に則って誠実に行っています。

「今相談している業者が怪しい」「まともな不動産会社にセカンドオピニオンを求めたい」という方は、確かな信頼と実績を持つ当社の2時間無料相談窓口へ、いつでもお気軽にご相談ください。