プロローグ

八王子市で始まる一つの経営者と任意売却エージェント.comが二人三脚で任意売却をする話。法人の代表者の物件が舞台。軟禁状態、自宅に押し掛ける、家族や本人に危害が及ぶ可能性のある任意売却。我々の代表相談員、三瓶が、タキオン法律事務所の藤沢弁護士に電話相談。これから始まる物語は、ただ事ではない状況を乗り越え、解決へと導く戦い。話は始まります。そして、現在進捗中のお話であり、リアルな破産と任意売却の状況をご覧いただけます。

相談の始まり

八王子市での任意売却の依頼が我々に舞い込んできました。法人の代表者の物件で、我々がこれまで経験した任意売却とは一線を画すものでした。
我々は多くの任意売却を経験してきましたが、弁護士への相談を避けさせるために軟禁状態にする、自宅に押し掛けて大声を出し、夜中まで居座るといった、家族や本人に危害が及ぶ可能性のある任意売却は初めての経験でした。

今回の判断

今回の依頼者は、先に破産を選択。管財人が事の顛末を理解し、我々に任意売却の依頼を出しました。これからは債権者である住宅金融支援機構との調整が待っています。

現在の状況

破産開始決定手続きが始まっている物件ですので、管財人との調整を行い、債権者と話を進めていきます。今回の任意売却では、我々の代表、三瓶が経営者目線で相談者と話を進めました。
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元々の状況

会社の運転資金が底をつき、資金繰りに苦しむ中、ヤミ金にまで追い詰められた相談者。請求書ファクタリングまで手を出し、最後の最後まで抵抗しました。

取引先の代表が、買掛金の遅れを理由にリース車を勝手に持ち出したり、味方のふりをして弁護士への相談を止めたりしていました。相談者の奥様から話を聞いた我々の代表相談員、三瓶が、タキオン法律事務所の藤沢弁護士に電話相談しました。

初回の相談状況は、破産する法人の代表であるご主人が軟禁状態で自宅に戻れないというものでした。電話での相談から、ただ事ではない状況であることを感じていた我々の相談員。

ご主人に電話をかけ、ハンズフリーで話している様子で、電話の内容を全部聞かれている模様。軟禁しているのは、車を勝手に持ち出した買掛先の代表でした。

軟禁された相談者様にお会いするために

ここで、我々の代表相談員、三瓶は、あえて大切な書類を預かり、翌日にご主人に返却したいと伝えました。そして、代表を務める法人まで行って返却したいと申し出ました。

翌日、訪問時には、従業員と相談者の法人代表しかおらず、淡々と話を聞きました。そして、任意売却よりも速やかに破産をすることを勧めました。

しかし、来訪者が法人に来て、新たな問題が発覚しました。次回は、悪質な買掛先との知恵比べについて書きます。

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