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任意売却後の残ったローンはどうなるの?

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任意売却でも競売でも残った債務は帳消しにはなりません。

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任意売却の場合、これまで通りに支払っていくのではなく、「小額ずつ、無理のない範囲で」返していくようにするのが一般的です。
抵当権者(金融機関・借入先)によっては、任意売却時に残高を減額してもらえるケースも見受けられます。 住宅ローンを一つのケースに上げますと、銀行(金融機関)がお金を貸してくれますが、連帯保証人として保証会社が抵当権の設定をします。
払えなくなったローンの残債務は保証会社が「代位弁済(借金の肩代わり)」をします。この段階でローンは銀行から保証会社になります。
保証会社は一括で払うように借り入れした方に請求をします。それでも払ってもらえない場合は法的手続き(競売手続き)に移行します。
そして、債務者は、代わりに払ってもらった分を、保証会社または委託を受けた債権回収会社(サービサー)返すことになります。
実際問題支払いが苦しいことは債権者(保証会社・サービサー)もよくわかっていますら、無理に取り立てるのではなく、返してもらえる範囲で返回する収方針になります。
ない袖は振れませんから、無理に取り立てようにも、お金のない人からは取り立てられません。
まったく回収できないのでは困るので、月に1万円ずつ、2万円ずつなど、「話し合いの上で、現実的に支払っていける範囲で無理なく支払っていく」という約束に落ち着くことになるケースが多いです。

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