不動産投資は大きなリターンをもたらす可能性がありますが、それはリスクも伴います。以下に、不動産投資での失敗を避けるためのいくつかのポイントを挙げてみましょう。
「かぼちゃの馬車」問題とスルガ銀行の競売
「かぼちゃの馬車」は、スルガ銀行が関連融資債権の譲渡を発表した女性向けシェアハウスで、首都圏のシェアハウス522物件が対象で、譲渡先はアメリカの投資ファンド「ローンスター」でした。しかし、この解決方法については、多くの投資会社や投資家から疑問の声が上がっています。スルガ銀行だけを悪のように書かれますが、投資家の多くは、通帳の改ざんや口裏合わせの証拠が多数あります。
この、代物弁済処置にも応じなかった人たちの物件を遂にスルガ銀行は競売申し立てを始めました。投資は自己責任です。他力本願で利益は出ません。
任意売却に応じる金融機関の少なさ
不動産投資においては、任意売却という手段があります。これは、都市銀行・地方銀行や住宅金融支援機構をはじめ多くの金融機関が住宅ローン問題の解決手段として認めています。しかし、不動産投資に失敗し、差押えや競売になるケースも存在します。特に競売物件には通常の物件にはない特有のリスクがあり、立ち退きトラブルや多額の修繕費、残された動産の処分などが挙げられます。
自宅の差押えと競売
不動産投資に失敗をすると持ち家等は差押や競売になる可能性があります。
紹介マージンと投資物件の勧誘
他人からの紹介で投資物件を勧められる時は、紹介マージンがあり、勧められている時は騙されている可能性があります。これは、投資家が自分自身で研究を行い、情報を確認する必要があることを示しています。
人口減少とアパート投資のリスク
アパートの投資も人口減少に伴い、郊外でのアパート投資は危険であると言われています。これは、投資家が市場の動向を理解し、将来の人口動向を考慮に入れる必要があることを示しています。さらに、人口減少の影響も無視できません。20～30代の若年女性の減少により、少子化、人口減が進み、現在約1800ある自治体の半分が消滅する可能性があります。その中には、地方だけでなく、東京の豊島区、大阪の中央区といった大都市までもが含まれ、約50％超も人口が減少する可能性があるという驚きの結果が明らかにされています。このような状況下では、都市部での不動産投資が有利とされています。
