5年前に不動産投資等の失敗から自己破産をされた相談者様からの相談です。

経緯

  • ・5年前に自己破産
  • ・4年前に不動産等の財産処分が進む中、一つの物件だけ債権者によって競売取り下げになりました。
  • ・そして物件(一棟マンション)は1つだけ残り破産手続き終了

問題点

1つ残った物件の家賃収入は自分お手元には来なく固定資産税等の請求書が届き納税しています。
不動産の賃料収益は差押をされたままです。
また、せっかく破産をして債権債務がなくなったはずなのにどうしたら良いのか悩み任意売却エージェント.comへ相談されました。
他の任意売却業者数社に相談をしましたが賃料収益だけ差押なんてあるわけないと取り合ってくれなかったそうです。
不動産屋さんがこのような事を知らないならまだしも、任意売却の相談を受けている業者がこのような対応はある意味問題です。

一体これは何???

担保不動産収益執行でした。これは、債権者が競売で強制売却させるのではなく不動産から得らる収益を収益で借り入れ返済を賄います。
今回の場合は、一度競売申立を行いましたが債権者自身が競売を取り下げ担保不動産収益執行の申立を行った例です。
申立が認められると、担保不動産収益執行の開始が決定され、管理人が選任されます。
管理人によって回収された賃料の中から、固定資産税などの税金が支払われ、管理費などが控除した額が返済に充当されます。

何で所有者が税金を払っているの???

ここが現在も謎なのです。管理人にも現在連絡が取れていない状況です。
債権者に任意売却をしたい旨を連絡し今後の対応をします。

任意売却解決お問い合わせ先