ここ最近、住宅金融支援機構の任意売却をしている中で感じるのが、引越し代が出にくくなってきております。
少し前は一般金融機関でも引越し代が出にくくなってきていると感じておりました。
任意売却エージェント.comと住宅金融支援機構の任売サイト両方から統計を取ってみても数値で表れ始めています。
また、サービサーそれぞれで比較しても変わらない感じです。
ただ、任意売却前の対応などで変わってきているところもあります。
①今まで支払ってきた総額が任意売却で売れた金額より多い場合
引越し代が出る傾向が強いです。
②今まで支払ってきた総額が任意売却で売れた金額より少ない場合
引越し代は出る可能性が低いです。
また、賃貸で入居者がいる場合はまず引越し代は出ません。（あくまでも弊社の感想です）
次のようなケースの場合・・・
1番抵当が住宅金融公庫
2番抵当が銀行等
①1番抵当が完済できず、2番抵当が商習慣のはんこう代で承諾の場合は住宅金融支援機構へ引越し代を相談。
②1番抵当が完済、2番抵当が実質的に決定権がある場合は2番抵当権者へ配分表を作成してその中に引越し代を記載しておくとあっさり引越し代が出る場合もあります。
