任意売却エージェント.comを運営するRER Agencyには任意売却に関する難題を突き付けられることが多々ございます。その例を今回はご紹介させていただきます。

賃貸の入居審査

最近は保証会社が入居審査を行うケースが多くなってきています。不動産会社が一次審査を行い二次審査を保証会社が行うなど管理会社によって対応はまちまちです。
RER Agencyを例に考えてみます。

一次審査

賃貸管理会社が行う審査です。
物件等にもよりますが、年収・勤務先・業種等を総合的に判断します。また、人的審査として、SNS等を確認する場合もございます。
また、反社会的勢力に所属していないか?等のデータベースに照会をかける場合もあります。

二次審査

保証会社が実施する審査です。不動産会社が行った審査とさらに、加盟している団体による信用情報照会です。

三次審査

オーナーによる審査です。これは、オーナーさんが管理会社に丸投げをしている場合もあり実施されない場合もあります。

加盟している団体による信用情報照会

任意売却をするということは、不動産を所有されている方が殆どです。よって賃貸保証会社のデータベース及び保証会社が加盟している団体のデータベースには登録されていないはずです。
しかし、ここ最近は賃貸保証会社の審査も厳格してきており、大手の賃貸保証会社の一部では厳しい審査を行っています。

一般社団法人全国賃貸保証業協会(LICC)

賃貸保証会社15社(2022年7月現在ホームページ掲載)です。延滞情報等をクレジットカードの機関のような感じで情報を管理しています。RER Agencyも物件を賃貸しておりますので情報が掲載されています。
この、団体にはマイホームを任意売却される場合は影響はないと考えて差し支えありません。

株式会社日本情報信用機構(JICC)

これは、クレジットカードや割賦販売等で情報を管理している審査機関です。審査機関と言ってもここで審査を行っているわけではなく、情報を保有しているだけになります。
・ジェイリース株式会社
・全保連株式会社
こちらの2社がJICCに加盟をしています。
与信を行うということは、1回あたりの照会費用が掛かります。また、月額の会費等のランニングコストです。それなりに大きな規模で行っている保証会社でないとJICCには加入できません。そのことを踏まえると、管理会社が多く使用している保証会社であるといっても過言ではありません。
任意売却の手続きをすると個人信用情報にネガティブ情報が登録されるので、審査通過が厳しくなります。

管理会社の動き

RER Agencyも2022年8月1日よりメインの保証会社を「ジェイリース」に変更いたします。新規保証申し込みは弊社管理物件はジェイリースがメインになります。滞納等で退去があると管理会社も手間が発生する場合があるからです。今後、他の管理会社もこのような動きになってくるでしょう。
ただ、「任意売却エージェント.com」で任意売却をされたお客様はRER Agency管理物件に関しては違う保証会社を使用する場合もあります。

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