前回のブログでは、小泉改革前の住宅金融公庫と住宅金融支援機構の際の任意売却の違いについてご案内をさせて頂きました。
今回は、住宅金融支援機構の任意売却が、任意売却開始から決済まで時間がかかるだけでなく、協調融資やパッケージ商品の場合について考えてみましょう。
すまい・るパッケージ
住宅金融支援機構の「すまいるパッケージ」は、フラット35と併せて利用できる住宅ローン商品です123。以下にその主な特徴をまとめてみました:
ご利用いただける方:お借入時の年齢が満20歳以上満70歳未満で、最終ご返済時の年齢が満80歳未満の方。日本国籍を有する方または永住許可を受けている外国人の方。
資金のお使いみち:新築住宅の建設・購入資金、中古住宅(マンションを含む)の購入資金、セカンドハウスの建設・購入資金。
お借入金額
100万円以上800万円以下(1万円単位)。
ご返済期間
1年以上35年以内(1年単位)。
お借入金利
お借入時に「変動金利型」または「固定金利選択型」いずれかの金利タイプを選択できます。
保証
住宅金融支援機構の住宅融資保険を利用しているため、原則として保証人は不要です。
詳細な情報や最新の金利などは、各金融機関のウェブサイトや窓口でご確認いただくことをお勧めします。また、具体的なご利用条件や金利などについては、金融機関に直接お問い合わせいただくことをお勧めします。
パッケージ商品や協調融資商品がある場合の任意売却
住宅金融支援機構の任意売却の残金決済の確定は14日前(10営業日前)がリミットになっています。ただ、パッケージ商品等を利用の場合は4週間前が原則になります。
これは、任意売却に関係する部署が増えるからです。コロナ禍から出勤しての勤務者の減少などが一つンぼ原因であると考えられます。買主様との連携や、他の貸し付けからの差し押さえなど色々な問題が発生する可能性があります。
しっかりと、関係先と連携が取れる任意売却エージェント.comまでご相談ください。